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導入とは?

[ 374] ストレージ・ネットワークの導入 − @IT情報マネジメント
[引用サイト]
http://www.atmarkit.co.jp/im/cop/serial/storagenw/03/01.html

管理するデータの価値や性質に応じて、導入するストレージやネットワークの形態は異なる。今回は、ストレージ・ネットワーク導入における考慮ポイントと、これをより上手に使っていくための勘所を説明する(→記事要約<Page 2 >へ)
前回は「ストレージ・ネットワークの技術」と題して、DAS、SAN、NASの違いや、SANで使用されるプロトコルなどを解説した。
今回は「ストレージ・ネットワークの導入」という非常に漠然としたテーマであるが、ストレージ・ネットワークの導入にあたり本質的な意味で検討しておくべきこと、さらに導入したストレージ・ネットワークをより上手に使っていくための勘所を説明していきたい。
「ネットワークストレージを導入する」とはどういうことなのだろうか。この問いに答えるため、ネットワークストレージの導入における筆者の考えるフローを図1のようにまとめてみた。ここではこの図に従って説明していきたい。
ストレージの導入において何にも増して大切なことは、そこに格納されるデータを定義することである(図1の1)。ストレージは器であり、ストレージ・ネットワークはそこへ至るための通路に過ぎない。「誰が」「いつ」「何のために」「どのように」使用するデータなのかを確認し、そのデータが持つ価値を再認識することが、ネットワークストレージ導入の出発点となる。
自分たちが格納しようとしているデータについて知ることができれば、そこへ至る経路(ネットワーク)と器(ストレージ)は自ずと選定できる。データ定義はそのデータが持つ価値を理解していなければ行えないため、そのデータを使用しているユーザーでなければ実施できない、業務に直結した作業である。以下ではこのデータ定義について、より詳しく触れていこう。
サービスレベル指標とは、そのデータが関わる業務の耐障害性に関する指標で、「RTO」(Recovery Time Objective:目標回復時間)と「RPO」(Recovery Point Objective:目標回復ポイント)に代表される。RTOとRPOは短ければ短いほど望ましいが、その分コストがかかる。したがって両者のバランスを考える必要がある(図2)。またRTOとRPOを規定しておけば、「DR」(Disaster Recovery:障害復旧)システムを導入する際の要件定義にも直結する。
一方、パフォーマンス指標とはストレージ・ネットワークも含めた業務システム全体のパフォーマンスに関する指標で、システムのレスポンスタイムやストレージのIOPS (単位時間当たり入出力:Input/Output per second)に代表される。ここでは通常時だけでなく、縮退時のパフォーマンスも検討しておくとよい。縮退時には通常時より低いパフォーマンスでも許容されることが多く、通常時と縮退時でインフラのレベルを変えることができるからである。
データ定義においては、そのデータが持つ「価値」だけではなく「リスク」に関する検討も必要だ。「データを持つ」ということは企業の競争力を高める上で必須の要件であるが、一方で価値があるが故にそのデータを奪われるリスクも存在する。データを持つことのメリットと、データを持つが故に引き受けなければならないリスクを比較したうえで、リスクの方が大きいという結論に至れば、そのデータは廃棄すべきということになる(図1の2)。このようにデータを中心に考えることで、不必要なインフラ投資を抑えることも可能である。
また、データ定義に際してはデータの瞬間的な価値だけでなく、時間経過に伴う価値の「変化」も併せて検討することが望ましい。データには新鮮さが求められることが多く、データの価値は時間の経過と反比例の関係にあるのが一般的だ。従って、時間経過によるデータ価値の変化に応じて、適切なストレージに格納するとよい。
データ定義の結果、データを保持しておくべきという結論が得られれば、それを格納するストレージとそこへ至るネットワークの選定作業に入る。既存ストレージが存在し、データ定義の結果そこへ格納すればよいというケースもあるが、今回この部分は省略する。まず検討すべきは、「DASにするか、それともネットワークストレージにするか」という点だ(図1の3)。DASのメリットとデメリットは前回紹介したのでここでは省略するが、データ定義の結果、データ格納先としてDASが望ましいのであれば、それも1つの解である。
DASが選択されない場合にはネットワークストレージが選ばれるわけだが、ストレージおよびネットワークは必ずしも新規に必要となるわけではない(図1の4)。既存でネットワークインフラが存在するならば、できる限りそれを使うべきだろう。既存ネットワークでも新規ネットワークでもその後の手順に違いはないため、新規ネットワークを導入する前提で話を先に進める。
前回紹介したように、ストレージ・ネットワークは大きく「ブロック」アクセスと「ファイル」アクセスに分けられる(図1の5)。ファイルアクセスのストレージ・ネットワークを選んだ場合、「(新規)LAN+NAS」という結論に至る。例えば、格納するデータがオフィス文書系のドキュメント中心で、それらをファイルレベルで共有したいという場合は、LANとWANを使用してデータをNASに格納するという選択が有効だ。
ブロックアクセスが求められる場合はSAN導入を検討することになるが(SANの定義は前回の説明に従う)、ここでは「ファイバチャネル(FC-SAN)かiSCSI(IP-SAN、実際にはLAN)か」という選択になる(図1の6)。ここでも既述のデータ定義の結果に従い、格納するデータに求められる信頼性、アクセス速度や頻度、コストなどの兼ね合いで決定する。
再度確認しておくが、ここでいう「コスト」とは初期コストだけではなく、ランニングコストも含めたトータルコストのことだ。初期コストはいうまでもないが、ランニングコストの一例を挙げると図3のようになる。トータルコストとはあくまでも「イニシャルコスト+ランニングコスト」であり、第1回で説明したように、ランニングコストの比重が圧倒的に大きいケースがほとんどである。
最終的に導入に至るストレージ・インフラがNASであろうとFC-SANであろうと、データを中心に検討を行うことが本質的には重要である。近年よくいわれる「ILM」(InformationLifecycle Management)や既述のDRも、データを定義することから出発するという点では変わりない。「データ」からアプローチすることで、より上手にストレージ・ネットワークと向き合うことができる。
情報マネージャのための「今日のひと言」 - 2007/4/24『習慣を変える』 儲かっている企業と赤字の企業のどこが違うかをよく見てみると……>>続きはクリック
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[ 375] Honda 国内四輪 新販売チャネル施策と、アキュラブランド導入を発表
[引用サイト]
http://www.honda.co.jp/news/2005/c051214.html

国内四輪 新販売チャネル施策と、アキュラ※ブランド導入を発表〜「お客様の喜び・満足」の最大化と、新たな「喜びの創造」に向けて〜
Hondaは、「お客様の喜び・満足」の最大化へ向け、お客様視点から、ホンダブランドのクルマ全てをホンダディーラーでご購入、サービスいただけ、お客様が一度購入されたディーラーから継続的にご満足いただける営業・サービスの提供ができるよう、現在の国内販売チャネル「プリモ」「クリオ」「ベルノ」3チャネルを2006年3月に「ホンダ」チャネルへ統合する。あわせて、卓越した先進技術力をコアに、一つ一つのモデルの個性が際立つ商品をお届けするプレミアムブランド、「アキュラ」※を2008年秋に国内へ導入すると発表した。 この施策は、取巻く社会・市場環境の変化やお客様の価値観の多様化、ニーズの高度化に対応すべく、これまでの3チャネル体制での販売台数の拡大やお客様満足向上活動により着実に増やしてきたお客様(ホンダ総保有数 約900万台)の喜び・満足の最大化と、「アキュラ」※ブランド商品を通じた新たな喜びの創造、提供による、国内四輪の更なる発展と飛躍を目指した販売網の再構築、強化である。
Hondaは、クルマに対するお客様のライフスタイルに合わせ、1978年に「ベルノ」、1984年に「クリオ」、1985年には「プリモ」を立ち上げ、3チャネル体制を構築し、当時の需要拡大を背景に、商品ラインナップの拡充を進め、販売台数、販売拠点の拡大を図ってきた。また、1984年よりCSI調査を開始するなど、常に「お客様満足」に軸をおいた取組み強化により、ホンダユーザーを着実に増やし、ディーラーの自立化も大きく進展した。 一方で、国内市場が成熟期に入り、取巻く社会・市場環境も転換期を迎え、より市場環境が厳しさを増している中、今後、これまで着実に増やしてきたお客様の満足を生涯に亘り、永続的に高めていくことがより重要になってくる。 こうした考えに基づき、ホンダブランドのクルマすべてを購入、サービスいただけ、お客様が一度購入されたディーラーから代替、増車など継続的に高い営業・サービスの提供ができるよう「ホンダ」チャネルへ統合すると共に、既存の拠点・戦力を最大活用と、最適な拠点展開を進め、ホンダブランドを前面に押し出したお客様にわかりやすい店舗ネットワークを順次展開していく。
近年、自動車市場において、お客様の価値観の多様化、ニーズの高度化が急速に進みつつある。Hondaは、これらの変化に積極的に対応し、新たな喜びを創造、提供していくとともに、ホームマーケットである国内の更なる発展と飛躍に向け、「走り」や「個性」を際立たせたプレミアムブランド「アキュラ」※を国内へ導入する。2008年秋より全国100拠点程度でスタートし、都市部の強化、セダンの強化、高級車領域の拡販へ向けてチャレンジしていく。
Hondaは、販売チャネル統合により、「お客様の喜び・満足」の最大化に向けた取組みを加速させるとともに、「アキュラ」※ブランド導入による「喜びの創造」と、新たな領域へのチャレンジにより、80万台/年以上の安定販売を目指していく。
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[ 376] @IT:特集:SAN導入実践テクニック - Part.1
[引用サイト]
http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/tokusyuu/18santec/01.html

ディスクの大容量化にともない、ストレージのための専用のネットワーク「ネットワーク・ストレージ」に注目が集まっています。そのなかで、主流となりつつある「SAN(Storage
今回から数回にわたって「SAN導入実践テクニック」と題して、SANの検討から導入、拡張に至るまでを実際の手順に沿って解説する。「SANは難しくて面倒だ」と考えている読者が多いと思うが、実際にはSANの導入は難しいものではない。
ファイバチャネルやストレージに関する基本的な考え方を身に付ければ、導入それ自体は案外簡単に行うことができる。今回からの連載を通して、ぜひその点を理解していただきたい。
まず今回は、SANの基本的な概念を説明する。考え方を理解したうえで実践的な技術を知れば、SANをより深く理解できるからだ。SANの根源にかかわる内容なので、ぜひお付き合いいただきたい。
SANとは「ストレージ(Storage)・エリア(Area)・ネットワーク(Network)」の略である。「何をいまさら」と思われるかもしれないが、ここで「ネットワーク」という言葉に注目したい。
SANの発展を3段階でとらえてみる。現在SANを導入するユーザーは多くなってきてはいるが、その多くは実際には「ネットワーク」という意識でSANを導入していない。サーバとストレージ装置を接続する単なる「接続点」として、ファイバチャネルスイッチを利用しているケースが多い。
中にはスイッチが導入されていたことに気が付いていないユーザーさえいる。しかし、SANをネットワークとして意識すると、後述するSANの多くのメリットを享受することができる。これからSANがネットワークとして認知されていくために、まずスイッチなどの機器がもっと市場に認知される必要がある。
ただ一方で、本質的にSANはインフラである。インターネットに代表されるTCP/IPのネットワークにおいてルータやスイッチが当たり前に接続されているように、最終的にはファイバチャネルスイッチも水道水のごとく意識されない存在になっていくだろう。
SANはあくまでも手段であって、SANの導入自体が目的になるわけではない。SANを導入することによるメリットは数多いが、重要なのは「何がしたいか」を考えておくことだ。その要求を満たす手段として、SANは非常に有効な道具となり得るのである。
ビジネスにおいて、あるいはより広くとらえて日常生活において、生成・活用される情報の量は増大の一途をたどっている。これは景気の動向うんぬんとは関係なく、人類の発展とともに進化してきたものだ。そして現在、私たちが生成・所有する多くの情報は「デジタル」という、0と1の信号形態で格納されている。
このデジタル信号の登場によって、私たちが使用できる情報の量は圧倒的に増大した。そしてその重要性も同様に増大してきている。私たちにとってデジタルデータの効率的な格納、使用、そして保存は、企業活動や個人の生活に不可欠なものとなっているのである。
つまり、この「デジタルデータの効率的な格納、使用、そして保存」がSAN導入への要求につながっている。例えば、以下のような例である。
・ 情報の保存(バックアップ)と再生(リストア)をより確実にかつ迅速に実施したい(保存)
このような要求を、いままでのDAS(Direct Attached Storage:直接接続)環境は十分に満たすことができなかった。サーバとストレージの接続に柔軟性がないため、増え続けるデータの保存と利用に対応し切れなかったのである。
上に述べたような要求を満たすことのできるものがSANである。SANは上記の要求をストレージのネットワーク化によって実現する技術である。SANではより高速、効率的なデータ伝送を実現するために「ファイバチャネル」技術を使用する。ストレージのネットワーク化とファイバチャネル技術により、下記のようなソリューションが実現する。
・ ストレージ(ここでは「情報」と同義)をサーバから独立化し、一元管理する「ストレージ統合」
・ サーバ、ストレージを柔軟に組み合わせてシステムの信頼性を向上させる「マルチノード・クラスタリング」
・ LAN/WAN技術と組み合わせてより長距離へのストレージアクセスを実現し、災害などに対応する「ディザスタ・リカバリ」
情報に対する多くの要求がSANというインフラを生み出し、SANのインフラによって数多くのソリューションが実現できるのである。
SANはストレージをネットワーク化する技術だと述べたが、同様の技術としてNAS(Network Attached Storage)がある。よく尋ねられる質問に、「SANとNASはどちらがいいのか?」というものがあるのだが、そのような質問を受けた際には、以下のように答えている。
「『SANかNASか』ではありません。SANとNASは別に対立するものではないのです。必要に応じて使い分けることもできますし、組み合わせて使うことも可能なのです」
NASは基本的に「ファイルサーバアプライアンス」と考えてよい。NASサーバを導入することによって、簡単にファイルサーバを構築できる。また、NASのメリットとして、NFSやCIFSといったファイルシステムを自身が持っていることが挙げられる。
これらのファイルシステムを利用することによって、UNIXやWindowsといった異なるプラットフォーム間のホスト同士でも、ファイルレベルで情報を共有することが可能になる。
一方、NASはファイルレベルの情報共有のためであるから、データベースアクセスなどといったブロックデータの転送、すなわちSCSIレベルのデータ転送には向いていない。またTCP/IP、Ethernetによる通信なので、通信におけるオーバーヘッドが大きく、データの伝送効率が悪い。
従って、NASはファイルサーバ用途としては非常に有効であるといえる。一方、NASサーバはたいてい大容量のストレージを有してはいるが、やはり1つの筐体内に格納できるデータ容量には限界がある。その場合は、NASをSANにつなぎ、SAN上のストレージ装置にデータを格納すればよい。
つまり、NASサーバを「SANへの入り口」として使えばよいのである。これが先ほど説明した「SANとNASを組み合わせて使う」ということである。
先ほどから繰り返してきたとおり、SANはしょせんインフラにすぎない。上で述べたとおりインフラは手段であり、その目的は「業務で、あるいは生活で何をしたいか」ということである。それを具体的に実現するものはやはりアプリケーションである。ここでは、SANに適したアプリケーションを幾つか説明しよう。
映像データのファイルサイズは現在でも非常に大きいが、そのサイズは映像の配信帯域に比例するため、インターネットアクセスが急速にブロードバンド化しつつある今日では、ファイルのサイズはさらに増大することになるだろう。
それらを大量に格納するようなシステムであれば、ストレージの拡張性は必須の要件であり、SANの出番となる。SANの柔軟な拡張性というメリットを生かし、膨大なデータに効果的にアクセスすることができる。また、映像の視聴には広い帯域が必要となり、従来型のSCSI接続ではパフォーマンスにも限界がある。これをファイバチャネルSANに置き換えることによって、パフォーマンスの向上も期待できる。
データベースシステムでは、大量のデータを効率的かつ高速にアクセスする必要がある。このようなデータベースシステムを実現するうえで、SANのインフラは必要不可欠といえるだろう。また、データベースシステムは多くの基幹システムの基盤になっている場合が多い。
このようなデータベースシステムには高い信頼性が求められるため、マルチノード・クラスタやパス冗長化の機能を提供できるSANは、データベースシステムの信頼性向上にも大いに役立つ。さらに複数サーバからの同時アクセスを可能とするファイルシステムをマルチノード・クラスタリングシステムと組み合わせれば、検索能力の向上も実現することが可能だ。
WWWサーバやWWWアプリケーションサーバには現在、大量のコンテンツデータが格納されている。多数のサーバが存在して、頻繁にコンテンツ更新がある場合などは、データ更新に掛かる負荷は相当大きなものになる。
SAN上のストレージを用いれば、このようなデータを一元的に管理することが可能である。ここで1つポイントになるのは、複数サーバからの同時アクセスという問題である。これを解決するには、上記のようにNASと融合して利用したり、上記の同時アクセスを可能とするファイルシステムを利用するなどの技術を利用する。
先ほどから繰り返し述べているように、SANはインフラである。インフラはアプリケーションに基本的には依存しない性質なので、SANはほかの種類のアプリケーションと組み合わせることもできる。
一例として、ファイアフォール/IDSとSANの組み合わせをご紹介しよう。ファイアウォール/IDSとSANの組み合わせというのは、意外に感じられると思う。ここで、ファイアウォール/IDSとSANを結び付けるかぎとなるのは「ログデータ」である。
ファイアウォールやIDSでは大量のログが出力される。インターネットセキュリティがかつてないほど重要視されている現在、これらのログの保存はシステム/ネットワーク管理者の重要な役目である。さらにファイアウォールやIDSのログは日々増加していく。アクセス数の多いサイトを運営していればそれはなおさらだろう。こういったログの管理、保存のためのインフラとしても、SANは有効である。
次回以降、本連載ではモデルケースを想定してSAN導入の過程を手順を踏まえて解説していく。SANシステム導入の場合、一般に大規模なシステム構築となる場合が多いが、別に最初から大きな投資を行う必要はない。「スモールスタート」で初めて、SANインフラの効果を見極めながら次第に拡張していく方が効果的である。最初は小さく始めても、SANを使用していく中でさらなる要求や課題が生まれ、それらを解決する技術を必要に応じて導入していくことができる。
この過程を通じて、SAN導入に必要な技術が読者の皆様にも理解いただけると思う。上に述べたとおり、SAN導入は難しいものではない。一度知ってしまえば、それ以降は気負うことなく取り組めるはずだ。次回以降の記事を楽しみにしていただきたい。
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TCP/IPインターネットワーキング 〜RFCに基づくインターネット主要プロトコルの仕様・動作・解析〜

 

[ 377] ビタミンC誘導体のトゥヴェール
[引用サイト]
http://www.tvert.jp/ion.html

イオン導入とは、微弱な電流の力を使ってイオン化した水溶液中の成分を肌のバリアゾーンを破って角質層の奥深くまで届けるため、肌に大量に有効成分を送り込むことができます。
ただ肌に塗布したときと比べるとより多く浸透するというデータもあり、イオン導入器(市販品で1500円〜数万円程度)ビタミンC誘導体をより効果的に使うアイテムとなっています。イオン導入自体は10年以上前からエステサロンなどで行われていましたが、その頃の導入装置やイオン導入液自体がたいした効果もあげられず、ごく一部で行われているだけでした。しかし、近年には大学研究者も参加して、業務用よりはるかに進化した家庭用イオン導入器が発売されたことで、イオン導入に再び注目が集まりました。
イオン導入の方法はコットンにしみこませるもの、パックでその上から行うものと色々ありますが、使用する導入器の説明に従ってください。イオン導入の電極モードは(プレミアムホワイトパウダー、ディープホワイトローション、AP100ブライトニングパウダー、AP POWDER、AP100M)についてはマイナスで行ってください。これらはマイナスの電極でしか導入できないため、導入器によってはクレンジングモードがマイナスの場合がありますが、その場合はクレンジングモードでお使い下さい。電極が交互に入れ替わるタイプはイオン導入モードでお使い下さい。なお、APZローションをプラスとマイナスどちらでも導入できますので、イオン導入モードでご使用下さい。
なお、イオン導入のときにヒアルロン酸を足すと乾燥を軽減することができます。(ヒアルロン酸自体は分子が大きいので肌には入りません)
ビタミンC誘導体が主にイオン導入に使われます。ただ、ビタミンC誘導体は大きく分けて、グルコシド(糖、アスコルビルグルコシド)型とリン酸型の2種類があって、イオン導入できるのはリン酸型となります。
ビタミンC誘導体化粧品の6割が実はグルコシド型となり、イオン導入には使えません。グルコシド型はリン酸型に比べて安定性がよく、生薬の相性ともよく、何より安いので医薬部外品や化粧品に使われています。
通常のヒアルロン酸は分子が大きすぎて、肌に入りませんが、パワーモイスチャーを使用すれば、イオン導入で肌の中に浸透します。これは分子が小さいために肌細胞の間をすり抜けるからです。
医薬部外品の薬用化粧水をイオン導入にお使いになることはお勧めいたしません。
イオン導入ブームによりビタミンC誘導体を配合した医薬部外品の薬用化粧水をイオン導入できると紹介するメーカーもございますが、医薬部外品に含まれるビタミンC誘導体は3%以下であること、もともとイオン導入を目的に設計されていないため、ビタミンC誘導体による乾燥を防ぐためグリセリンやBGといったアルコール系保湿剤が大量に配合されています。困ったことにこのグリセリンやBGは、ビタミンC誘導体のイオン化を妨げる為に、イオン導入の効果を落としてしまいます。
つまり、イオン導入を行うとすぐに薬用化粧水の水分が蒸発しはじめ、高濃度化がおこり、BGやグリセリンの濃度が高まっていきます。アルコール系保湿剤の量が多いほど、ビタミンC誘導体はイオン化しませんので、イオン導入を行えるイオン濃度がどんどん低下していき、期待していたほどの効果はでません。
イオン導入は、化粧水に配合されたビタミンC誘導体のうち、あくまでイオン化しているもののみお肌に導入することができることを知っておく必要があります。
市販の医薬部外品の薬用化粧水は、イオン導入を前提に作られたものではなくて、多くはそのままお肌に塗ることを想定して作られています。そういう薬用化粧水とイオン導入用化粧水では、配合する成分も異なりますので、イオン導入に使用してもさほど効果をあげることができずご注意ください。
一部の生薬エキスのみイオン導入は可能です。たとえばポリフェノールでも加水分解型ポリフェノールですと、イオン導入の効果はありますが、縮合型ポリフェノールだとほとんどイオン化しないためイオン導入は難しいです。
なお、単純に生薬エキスとビタミンC誘導体を混ぜると生薬エキスは酸化して、茶色くなります。残念なことに変質した化粧水が販売されている場合もございますが、そういう商品を誤って購入された場合、エキスが酸化しているかどうかを判断するには、化粧水を少量とって、お酢を少量入れて化粧水の色が薄くなるか見てください。
#特に注意していただきたいのは、褐色に変色している化粧品です。生薬エキスとビタミンC誘導体が反応して変色や沈殿を起こしたり、ビタミンC誘導体を配合すると生薬エキス同士が反応して沈殿を起こす場合があります。ビタミンC誘導体自体は分解すると、褐色に変色しますが、生薬エキスも弱アルカリ性では一部が酸化され褐色となります。つまり、わざと生薬エキスを酸化させて、製品を褐色に変色させることでビタミンC誘導体の酸化に気づかせないように偽装した化粧品が販売されています。販売者が生薬エキスの配合量が多いため、製品が着色していると説明するのが常ですが、単純に色が濃い=濃度が濃いというわけではございません。生薬エキスやビタミンC誘導体は酸化すれば色が濃くなります。
パワーモイスチャー(オリゴヒアルロン酸)は分子が小さいためイオン導入可能です。肌の中に入り、保湿効果を発揮します。通常のヒアルロン酸は分子が大きいため、イオン導入してもお肌の中には入りません。ただ、イオン導入液の保湿剤としてはお使いいただけます。たとえば、AP100ブライトニングパウダー1袋に対して、弊社のヒアルロン酸を5滴からスポイト半分量加えてください。ヒアルロン酸はビタミンC誘導体のイオン化を一切妨げない保湿成分です。
一部のメーカーではヒアルロン酸をイオン導入できると紹介している場合もありますが、ヒアルロン酸の分子の大きさと、お肌の細胞と細胞の間隙の大きさを基本的に理解していないとお考えください。ヒアルロン酸ほどの大きな分子が入るようでしたら、様々な物質がお肌に入ることになり健康上大きな問題となるでしょう。あくまで、イオン導入できるヒアルロン酸は分子が小さい加水分解ヒアルロン酸だけです。(ヒアルロン酸とは違う表示名称になっていることにご注意ください)
イオン導入はイオン化する成分だけを選択的に導入する手法ですので、防腐剤でもイオン化しない防腐剤だと安心して使えます。たとえばメチルパラベンは化学名をパラオキシ安息香酸メチルといい、この名前はフェノール化合物であることを示しています。フェノール化合物の特徴はイオン化することで、通常メチルパラベンは水に溶けにいのですが、イオン化させることで、水に溶解させやすくしたパラオキシ安息香酸メチルナトリウムというものが原料メーカーから販売されています。つまりパラベンはpH条件によりイオン化してしまいますが(リン酸LアスコルビルNaやリン酸アスコビル3Naと混ぜた場合)、フェノキシエタノールはアルコール系化合物ですのでイオン化しません。
ただ、化学物質のイオン化というのは、あくまでpHによってどれだけイオン化するかが決まります。パラベンのイオン化は弱アルカリ性のみで起こるため、たとえばパラオキシ安息香酸メチルナトリウムが配合されていても化粧品が中性や弱酸性ならイオン化しませんし、パラオキシ安息香酸メチルであっても弱アルカリ性ならイオン化します。これはパラベンだけの法則ではなくフェノール系化学物質ならどれでも同じような性質を持ちます。わかりやすいのがポリフェノール系の物質の生薬エキスなどで、こちらはpHが弱アルカリ性になるとイオン化が起こるため薄い茶色から濃い褐色に変化します。パラベンについてはイオン化しても色の変化はありません。

 

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