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ペースとは?
[ 337] 携帯電話と電波(ペースメーカのなぞ)
[引用サイト]
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/mame/device/pacemake.html
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電子レンジ、テレビ、ラジオ、コンピュータ、携帯電話など身近には電波を使ったものがたくさんあります。 この中で、携帯電話は「電波を出すために作られた」という点でほかの家庭用電気製品とは違う特徴があります。 携帯電話は電源が入っている間中、時々基地局と交信しています。メール受信時にも基地局と交信し、電波を発信しています。 「お近くの心臓ペースメーカ等の医療機器をご使用の方に悪影響を及ぼす恐れがあるため、車内での携帯電話、PHSの使用はご遠慮いただくようお願いします。」 電波は目に見えないので捕まえることができません。現在、6割を超える人が持っているという携帯電話やPHS。なぜたくさんある電気製品の中で携帯電話やPHSが注目されるのでしょうか? 携帯電話やPHSは移動中でも連絡ができ、メールやインターネットも使えるとても便利なものです。 どうして満員電車の中では電源を切った方がよいのでしょうか?「心臓ペースメーカ」とはいったいどんなもので何のために使うのでしょうか? 心臓は1分間に約70から80回収縮するこぶし大の大きさの大切な命の血液ポンプです。そのポンプの発電所の役割を果たしているのがペースメーカです。 洞結節=心臓の収縮のタイミングを調整する電気の発電所です。心臓の拍動を調整する「ペースメーカ」の役割をしています。 右心室が拡張すると体から戻ってくる血液が心臓に流れ込みます。左心室が収縮すると血液が心臓から体中に配られます。 心房は補助ポンプのような役割をしています。心房と心室は一定の間隔をおいて順番に収縮して効率的に血液を全身に送り出します。 この心臓の4つの部屋がうまく連動しなければ、酸素を含むきれいな血液を全身にくまなく配ることができません。 心臓に指令を出している発電所(洞結節)や中継所(房室結節)などに何らかの異常が起こり、信号がうまく伝わらなくなった時、心臓の外からその指令を代わりに出し、心臓の拍動を助ける医療機器、それが「ペースメーカ」です。 1957年に体の外に取り付ける「体外式ペースメーカ」が、1960年には皮膚の下につける植込み式ペースメーカが開発されました。 今では運動すると脈拍が増えるなど、自然に近い拍動を促す機能を持つペースメーカが開発され、歩いたり走ったり、普通に生活ができるようになりました。 日本全国で約30万人(平成14年7月現在)が使用しており、毎年約3万8千人の方が手術を受けています。使用者の平均年齢は75歳ですが、小児の使用例もあります。 電極(リード、カテーテル)=電気刺激を心臓に伝える部分。1本のものと2本のものの2種類のタイプがある。 一番よく用いられるのは、鎖骨の下を通る静脈に電極を挿入し、心臓の中に入れる方法です。発振器は右または左の鎖骨の下の皮膚の下に植込まれます。手術は2時間ほどで終わります。 皮膚の下に植込まれるので、ペースメーカを使っているかどうかは外から見ても分かりません。 ペースメーカの電池の寿命は約5年ですが、機種や電気刺激の設定によって電池の消耗度が変わります。電池の寿命を見計らってペースメーカ交換のための再手術が行われます。 満員電車の中で携帯電話を使っても大丈夫だろうか?電話会社とペースメーカの会社とが協力して試験をし、ガイドラインを作りました。 本ガイドラインは、携帯電話の使用を希望される植込み型心臓ペースメーカ利用者が日本国内において携帯電話を使用する上での一般的な注意事項です。 携帯電話がペースメーカに必ずしも影響を与える、というわけではありませんが、ご使用に際しては下記の事項をお守りください。また、ペースメーカには多数の機種がありますので、植込まれている機種における「使用上の注意」に異なった記載がある場合は、そちらに従ってください。 携帯電話を操作する場合は、ペースメーカの植込み部位から十分な距離(22cm以上)をおいて使用してください。 通話をする場合は、ペースメーカの植込み部位と反対側の耳に当て、十分な距離(22cm以上)をとって使用してください。 携行する場合は、ペースメーカの植込み部位の近くにならない場所(22cm以上離れたところ)にしてください。もしくは、電源スイッチを切ってください。胸ポケットやベルトに携帯する場合には、十分な距離がとれていない場合もありますので、ご注意ください。 通常の携帯電話より出力が大きいので、つねにアンテナから30cm以上離れてください。携帯電話の使用により、からだに異常(めまい、ふらつき、動悸など)を感じた場合は、直ちに使用を止め、ハンディタイプ携帯電話の場合は22cm以上、肩掛型携帯電話および自動車電話の場合は30cm以上からだが遠ざかるようにしてください。ペースメーカの作動は元に戻ります。 もし、からだの異常が回復しなければ、携帯電話とペースメーカ以外の原因も考えられますので、病院で調べてもらってください。他の人が携行する携帯電話に近づくと影響が出ることもありますので、このことについてもご注意ください。 以上は現行の携帯電話を使用する場合です。将来、新しい方式の携帯電話が開発された場合にはガイドラインを改定することがあります。 携帯電話による医療機器への影響について、社会問題になり始めております。ペースメーカ協議会では携帯電話のペースメーカへの影響について調査し、植込み型心臓ペースメーカ利用者が携帯電話を使用するに当たってのガイドラインを作成しました。 しかしながら、携帯電話には複数の方式があり、ペースメーカにも多くの機種があります。また、使用者の病態もさまざまであるため、すべての事例を包括する指針を作成することは困難であります。本ガイドラインは、携帯電話の使用を希望される植込み型心臓ペースメーカ使用者に対しての一般的なものであることにご留意ください。 携帯電話は電波スイッチが入っている限り、たとえ呼び出し中や通話中でなくとも、携帯電話の基地局へ電波を出すことがあります。そして、その電波は常に一定の強さというわけでなく、その携帯電話のおかれている場所や状態に左右されます。電波が弱い場合やペースメーカとの距離が離れている場合には影響は出ません。 携帯電話がペースメーカに極めて接近している場合、影響を与えることがありますが、その場合には次の現象が生じることがあります。 ただし、これらの影響を受けたとしても、ハンディタイプ携帯電話をペースメーカから22cm以上離すことで、肩掛型携帯電話および自動車電話ではアンテナから30cm以上離れることでペースメーカは速やかにもとの状態に戻ります(Cに対しては一部の機種では元に戻るのに数十秒かかることがあります)。もしも元に戻らない場合は携帯電話の影響ではなく、からだ自体の調子等、別の原因も考えられるので、病院で詳しく見てもらう必要があります。 すぐ近くの人が携帯電話を所持している可能性があり、満員電車等その場から離れることが困難である場所は避けてください。 携帯電話の心臓ペースメーカへの影響については、電話会社もペースメーカの会社も新しい機種が出ると再試験をして確認しています。 安心してみんなが生活できるよう、満員電車などの人ごみで携帯電話を使うときは周りの人への思いやりも忘れずに! |
[ 338] ペースメーカー
[引用サイト]
http://www.gik.gr.jp/~skj/ppm/ppm.php3
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心臓はふつう1日に約10万回前後、収縮と拡張を交互に繰り返し拍動していますが、このリズムは、右の図にある洞結節(どうけっせつ)から発生する電気刺激により作られます。 洞結節が心臓の発電所(ペースメーカー)となり、電線に相当する伝導路を通り心房全体に興奮が伝わり、心房を収縮させ、心房に溜まった血液を心室に送血します。次に房室結節(ぼうしつけっせつ)という心房と心室の電気の中継をするいわば中継所を経由して、心室に電気が至ります。 心室ではヒス束という1本の電線を経由し、右脚と左脚の太い電線に別れた後、引き込み線にあたるプルキンエ線維を通り、配電の最終目的である各家庭に相当する心室の心筋細胞全てが興奮し、左右の心室の収縮により全身と肺に送血します。以上により心臓は体に必要な脈拍数を作り、補助ポンプの役割の心房と全身と肺に血液を送るポンプの心室が1心拍毎に協調して無駄なく働き全身に血液を送り出しています。 ふつう洞結節以下の経路の殆どすべての場所で、バックアップ(予備)の発電能力をもち、万が一洞結節が停止しても、分速は遅くはなりますが、バックアップの発電所(ペースメーカー)が作動し、心臓がとまらない安全な仕組みになっています。したがって心臓が長く停止したり、極端な徐脈が生じるのは、洞結節のみならず、予備の発電能力まで障害が及んでいる事が多い訳です(洞不全症候群)。 また心房と心室間の電気の中継所(房室結節)は、正常でも心房側のスピードが一定以上速ければ、心室へのブロック(房室ブロック)が起こり、例えば4回に3回しか心房から心室へ伝わらなくなると、毎分160回の心房の興奮が、心室に伝わるのは毎分120回となり、暴走する発電所から心臓を守る変電所の役目も果たします。 しかし、房室結節やそれに続くヒス束に何らかの原因で障害が起きると、普通の心房側のスピードでもブロックが生じ、例えば2回に1回しか心房から心室へ伝わらなくなると、毎分60回の心房の興奮が、心室に伝わるのは毎分30回となり、高度の徐脈を生じます。重症になると心房の電気が全く伝わらなくなり(完全房室ブロック)、心室のバックアップの発電所(ペースメーカー)が上手く働かないと生命に危険を生じる事もあります。 この様に心臓の電気系統で発電の異常、伝導中継の異常が生じると脈が飛ぶ、脈がかける、脈が速くなる、脈が遅くなるといった不整脈が発生します。不整脈の多くは治療の不要のことが多いのですが、中には放置すると危険なものもあり、専門医の診断が必要になります。 ペースメーカーが必要になる不整脈のおもな病気は徐脈を来す状態で、一分間の脈拍数が30台になったり、長い間(5秒前後以上)心臓が止まったりすると、運動能力が落ちて息切れが起こったり、脳に必要な血液量を送れなくなり、頭がボーっとしたり、意識を失うことまであります。つまり、生命にすぐ危険が及ぶ場合や、その脈拍で脳や心臓などの重要臓器の障害から活動能力が低下する様な場合です。徐脈の電気的原因としては先に述べたように 洞不全症候群:発電所(洞結節)の働きが低下し必要な脈拍数をつくることができなくなる。 房室ブロック:中継所(房室結節)の働きが低下し必要な脈拍を心房から心室に伝えられなくなる。 頻脈性の不整脈発作や他の心臓病のための治療薬投与やアブレーションなどの処置が避けられず、治療による徐脈の悪化をきたしたり、徐脈の悪化が十分予想される場合。 最近では左脚ブロックなどの心室内の伝導障害と、心機能の重度障害の合併例で、右室と冠静脈経由で左心室を心房に同期して生理的ペーシング(両室ペーシング)することにより、心房と心室、右室と心室の収縮のタイミングをコントロールして心機能を改善する治療もなされています。 右の図のようにペースメーカーは本体は電池と刺激発生、感知回路からできていますが、右心房や右心室、あるいは両方に留置された刺激を伝えたり、心電図を伝えるためのリード(導線)からなる小さな人工臓器で、働きが低下した洞結節や房室結節などの伝導路の代わりに電気刺激を心筋に作ったり伝えたりして、体に必要な脈拍を作り出しています。 1930年代から試作が始まり、1957年には体外に付けるペースメーカーが開発され、1960年には皮膚の下に装着する(植え込み式)ペースメーカーが初めて使用されました。その後は急速に技術が進歩したことにより、どんどん小型軽量化し、機能も高度化したペースメーカーが開発されています。ペースメーカー開発の歴史の詳細はここをクリックしてください。 現在では、20〜60g程度の軽量なものが標準となりほとんど生活に不便を感じない程度になっています。初期のペースメーカーは決まった回数だけ刺激する固定型でしたが、現在はデマンド型といって脈拍が少なくなったときにだけ刺激するタイプが主流です。また、心房から心室へとペーシングの順序と連携が正常人に極めて近い方式の生理的ペーシングや、さらに体動、心電図波形、呼吸、体温などを感知し、運動時に脈拍が増えるようにプログラムされたレートレスポンス(心拍応答型)といったより自然に近い機能をもつペースメーカーが普及しています。 右上の写真の某社のペースメーカーを例にとると、レートレスポンス機能など現在では標準的な機能付で、本体のサイズは45.7x43.8x6.9mmで重量23.9gです。 H14年の推計では日本全国で約30〜40万人にペースメーカーが埋め込まれており、最近では毎年約4万台を超えるペースでペースメーカーが埋め込まれています。 まず、手術中の安全確保のため足の付け根などの静脈から一時的な体外ペーシングのカテーテルを右心室に留置します。 次に、左または右の鎖骨近辺の皮膚を消毒します。局所麻酔剤を皮下に十分注射し、鎖骨の少し下にペースメーカーの大きさに応じて数cm程度の切開後、皮下にペースメーカーサイズのポケットをつくります。 その後鎖骨の下にある静脈から1本ないし必要があれば2本のリード(電極)を心臓の目的の位置に挿入し、電気的にリードが正しい位置にあるかのチェックの後、深呼吸や咳をしていただいて、リード先端の安定度もチェックと、電圧を上げても不快な症状が起きないかどうかを確認し、問題なければリードを糸で固定したのち、ペースメーカーとつなぎ皮下のポケットにおさめます。 切開部位を皮下で縫いあわせ、消毒し後日抜糸が不要なテープを皮膚表面に貼りガーゼを当てて終了です。場合により最適のリードの位置を決定するのに時間がかかることがありますが、普通1ないし2時間程度で手術は終了です。 術後1週間前後はペースメーカーの入れた側の腕を固定して、リードがずれるのを防ぎます。1週間前後で皮膚のテープをはがし、体外から測定器を使用し、リードやペースメーカー本体のチェックをし、必要があれば最適な条件に心拍数などを調節し、24時間心電図や心電図モニターでペースメーカーの動作状態を最終チェックします。 ペースメーカーの入った皮膚の切開までは初回と同じです。前回のリードの検査で問題がなければ、新しいペースメーカー本体を以前のポケットに入れ、切開部位を縫いあわせ、消毒後ガーゼを当てて終了です。1時間前後で終わります。術後も腕の長期固定はありません。リードの交換が必要な時は普通は反対側から初回の手術と同様の順序で植込みます。 局所麻酔下の手術であり比較的安全な方ではありますが、全くリスクがないわけではありませんので主な合併症を列挙します。その頻度は極めて稀、稀、時々などで表しています。 極めて稀にリードを挿入するルートの組織や臓器を損傷することがありますが(血腫、気胸、心タンポナーデなど)大事に至ることも稀です。 時々手術の痛みや緊張により吐き気や嘔吐などの症状を呈して軽いショックをおこされる方が特に高齢者でおられますが、大概は術中の処置により治ります。 しばしば術中リードの挿入にともない不整脈が出現することがしばしばありますが大部分が一過性で後遺症を生じることは極めて稀です。リードの操作で徐脈が誘発される可能性のある方には前もって一時的ペーシングを行なってから手術します。 極めて稀に局所麻酔薬や時に使用する造影剤へのアレルギーが生じることがあり、それらに対処する薬品などを準備しています。 稀にリードの先端の移動によりペーシングがきちんと行われなくなることがあり、時に危険な心室性の不整脈をともなうこともあります。再度創口を開いてリード位置の調整のため再手術の必要があります。 時々ペースメーカー植込み部位の出血による血腫を生じることがありますが出血は大概は自然に吸収され大事に至ることは極めて稀です。 植え込み後リード周囲に静脈血栓症を生じて上肢がむくむことがありますがこれも極めて稀です。 極めて稀にペースメーカー植込み部位の感染がありますが、一度感染を起こすとペースメーカーやリードは除去せざるを得ないことが多く一番重篤な合併症です。従って創が落ち着くまで術後に感染予防のための抗生剤を投与します。 植え込んだ側の上肢をしばらく固定するので、特に高齢者では固定解除後時々肩痛や肩の可動範囲が狭まることがありますが自然に回復するのが普通です。 稀にペースメーカー症候群といって植込み後に動悸や体調の不良を生じることがありますが多くは一過性です。 極めて稀にペースメーカー植込み部位の皮膚が圧迫による壊死を生じ、再手術により壊死部分を取り除いたり、ペースメーカーを皮下でなく筋肉の下に移動せざるを得ないことがあります。 極めて稀にペースメーカー刺激に同期したペースメーカー本体の周囲の筋肉や横隔膜の収縮が生じる場合があります。 稀にリードの断線、被覆の劣化、リードと本体の接続不良、リード先端の抵抗値の上昇などが生じてリードの機能に支障をきたし再手術を要することがあります。 ペースメーカーの種類によっては心房粗細動などによりペースメーカー頻拍を生じることもあります。 ペーシングのモードとペーシングの頻度によっては心臓機能に支障を生じ心不全を生じるリスクが高まることも報告されています。 洞不全症候群ではペースメーカー植え込み後に若干脳卒中のリスクが高まるとの報告があります。 本体やリードの製造工程での欠陥が植え込み後に明らかになり、交換を余儀なくされる可能性が極めて稀ですがあります。 ペースメーカーは強力な磁石や磁気などによる電磁波の影響をうけますので、以下のことにご注意ください。 また病院にて検査、治療をお受けになる際はペースメーカーを装着している旨を、お申し出ください。 誘導型溶鉱炉、発電施設、レーダー基地、テレビやラジオ等の送信塔、高圧電線の下、エンジンをかけた車のボンネット内、核磁気共鳴検査装置(MRI、MRA)など 電気風呂、肩こり治療器などの低周波治療器、高周波治療器、医療用電気治療器、磁器マット、全自動麻雀卓、各種溶接器など 磁石をペースメーカー本体の上に当てないこと。磁気ネックレスも同様。はなせば影響しなくなる。 携帯電話は本体から22cm以上離して使用。ポータブル、車載型の場合はアンテナ部位と本体を30cm以上離す。 その他の無線(アマチュア無線、タクシー等の業務用無線など)では出力によりアンテナとの安全な距離のガイドラインがあるが、アンテナの指向性によってはより短い距離でも影響があるので注意。3ワットで約30cm、25ワットで約90cm、200ワットで約3m以内に近づかないこと。 商店に設置されている盗難防止装置の一部、外国の空港などでの金属探知機の一部 テレビ、ラジオ、ステレオ、ビデオ、レーザーディスク、トースター、ミキサー、レンジ、ホットプレート、電気コタツ、掃除機、洗濯機、電気カーペット、電気毛布、タイプライター、コンピューター、ワープロ、コピー機、ファックス、補聴器。ただしアースが必要なものはアースを使用のこと。また頻回に電源スイッチを入れたり、切ったりしないこと。 毎日脈をとる(検脈)ようにしましょう。入院中に検脈を指導します。自分の脈が最低毎分いくつにセットされているかを担当医から確認しましょう。ただしセットした値から毎分数回少なくても慌てることはありません、数え方や、脈の状態によります。ペースメーカー外来にて正確な脈拍数をチェックしてもらいましょう。 ペースメーカ植込み部位の皮膚の色を時々みましょう。一部皮膚の色が変わったりした場合はすぐに担当医に診察してもらいましょう。 DDDR群で累積心室ペーシング率が40%超の場合には40%未満に比し心不全入院のリスクが3倍、VVIR群では累積心室ペーシング率が80%超になると心不全入院リスクは2.5倍に増加した。また両群で累積心室ペーシング率が80〜85%となると心房細動リスクが増加した。 洞結節機能不全において、生理的ペーシングは、心室ペーシングに比べ、脳卒中を含めた生存率を改善しない。しかし、房室ペーシングは心房性細動のリスク(約20%改善)、および心不全を減らし、「生活の自由度」(QOL) 生理的ペーシング(心房と心室の2箇所での同期ペーシング)と心室ペーシングでの脳卒中発症率の差(N ペーシング方法の違いによる脳卒中の発症率に差は見られなかった(Webmaster注釈:ペースメーカー植え込みにより脳卒中の発生率が若干増えるとされている)。 房室伝導が正常の心房ペーシングの患者を約5.5年追跡したがわずか年率0.6%の房室ブロックが出現したのみであり、心房ペーシングは安全と考えられた。 生活の注意、費用、日本ペースメーカー友の会の連絡先を含め詳細な解説 第17回日本心臓ペーシング・電気生理学会〜ペースメーカーに対する電磁波障害の実態〜携帯電話,盗難防止ゲート,各種医療機器で検討 万引き防止監視及び金属探知システムの植込み型心臓ペースメーカ、植込み型除細動器及び脳・脊髄電気刺激装置への影響について 医用機器への電波の影響を防止するための携帯電話端末等の使用に関する指針について |
[ 339] ハートニュース「不整脈とペースメーカー」
[引用サイト]
http://www.jhf.or.jp/heartnews/hn20.htm
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心臓は一日に約10万回、収縮と拡張を繰り返しています。その拍動リズムは、特殊な心臓の筋肉の集まりである洞結節から発生する電気的な刺激(興奮)によって起こります。この洞結節がいわば発電所であり、電線に相当する伝導路を伝わった興奮が心房や心室を収縮させて、全身に規則正しく血液を送り出しています。ところが、この興奮が何らかの原因で正常に伝わらなくなった状態を不整脈と呼びます。 不整脈の種類には、大きく分けて脈がとぶ期外収縮、脈が速くなる頻脈、脈が遅くなる徐脈の三つがあります。また、不整脈には治療の必要のないものから危険なものまでいろいろあります。 ペースメーカーという小さな機械で治療できる不整脈は徐脈です。徐脈には伝導路が障害されている房室ブロックと、洞結節自体の働きが悪くなって規則的な電気刺激が発生しない洞不全症候群があります。 一分間の脈拍数が40を切るような状態になると、体を動かしたとき激しい息切れが起こったり、脳に十分な血液を送れなくなるため意識がもうろうとしたり、意識を一時失ったりすることがあります。そうした徐脈の治療には、ペースメーカーが効果を発揮します。ペースメーカーは電池と発振装置、リード(導線)からなる人工臓器で、障害されている洞結節、伝導路の代わりに電気的な刺激を心筋に与えて、拍動リズムをコントロールします。 ペースメーカーは磁石や磁気にあまり近づけすぎると誤作動を起こすことがあり、動悸や不快感が生ずることがあります。身の回りにある家庭電気製品は心配ありません。電磁波で調理する家庭用電子レンジでも、抱えるほど密着しなければ影響ありません。 影響があるのは、強い電磁気を発生させる大型の発電装置や溶接器、また高出力の送信塔、高圧電線の下などで、脈の異常を感じた場合にはすぐに離れるようにしましょう。 最近、携帯電話が普及していますが、日本医用機器工業会、ペースメーカー協議会のガイドラインでは、 いって心配する必要はありません。患者さんの中にも携帯電話を利用している人がいます。ペースメーカーの種類によっても違いますので、心配な方は病院へ携帯電話をもって行き、ペースメーカーの作動をチェックしてもらうといいでしょう。 患者さんにとってペースメーカーは一生のおつき合いです。国ではペースメーカー使用の患者さんに身体障害者手帳を発行しています。 日常生活は健康な人と同じようにできますが、磁石、電磁気には注意が必要です。そこで日頃から脈をとる習慣をつけておくとよいでしょう。脈が異常なとき、何か回りに電磁気を帯びた原因となるものを探る手がかがりにもなります。そうした変調があったときは、すぐに医師に相談してください。 ペースメーカーが発明される以前は、重い徐脈の患者さんは寝たきりの生活を強いられたり、亡くなることも多くありました。1930年代から試作が始まり、1957年に身体の外に付けるペースメーカーが開発され、1960年には皮膚の下に装着する(植え込み式)ペースメーカーが初めて使用されました。その後は急速に技術が進歩したことにより、どんどん小型軽量化し、高度な機能をもったペースメーカーがつくられています。現在では、20〜60g程度の軽量なものが使用されており、患者さんがほとんど生活に不便を感じない程度になっています。 手術も局所麻酔による簡単なもので、現在、日本の年間の植え込み件数はおよそ13,000件といわれています。 初期のペースメーカーは決まった回数だけ刺激する固定型が主流でしたが、最近はデマンド型といって脈拍が少なくなったときにだけ刺激するといったものもつくられています。また体動や呼吸、体温などを感知し、より自然に近いリズムを刻むペースメーカーも市販されています。将来は、感情の動きまで感知して調節するものもできるかもしれません。 |