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[ 327] RC造による超高層集合住宅
[引用サイト]
http://www.kajima.co.jp/news/digest/mar_2002/techno/techno.htm

RC造による超高層を建設する工法にHiRC工法がある。超高層建築というとS造のイメージが大きいが,近年,都心のマンションブームを背景にRC造による超高層マンションが急増している。今月は,HiRC工法の開発の歴史と発展を紹介する。
昨年の当社の調べによると,地上20階を超えるRC造の建物は,全国で約300棟。今日,多くの建設会社がRC造による超高層建築を手がけるようになっている。この超高層RCを建設する技術は,もともとは当社の手により生み出され,普及したものである。
そもそもRC造による建築は,コンクリートや鉄筋といった手軽な材料でつくられるため,経済的な構造物である。また,建物の自重が重く,風揺れが少ないので,住宅の用途として最適である。現在,超高層RCの大半が集合住宅として建設されるのは,このことからきている。
しかし,剛性が高いRC造は,高層になると地震に弱く,日本では7階以上は不可能とされていた。たとえ耐震性を克服できても,現場作業が複雑で高品質を確保することが難しかった。その上,建物の自重を支えるため,高層になると下層の柱や梁を太くする必要もあった。
当社では,1969年,地震に強い超高層RCの実現を目指し,「超高層RC研究会」を発足させた。その頃,たまたま椎名町社宅の新築計画があり,これを20階建のRC造で建設することを目標に掲げた。そして,当社の技術研究所を中心に100件以上の構造実験や材料施工実験を開始した。
超高層RCの開発にあたっては,S造による超高層建築で培われた動的解析法など,当時の最先端のコンピュータによる構造解析技術を駆使して行った。そしてRC柱の鉄筋の組み方を独自に開発し,建物がS造のように,地震に対してしなやかな動きをとる柔構造とすることに成功した。この柱は,カジマスパイラル柱と呼ばれ,今日の超高層RC柱の配筋にも活かされている。
また施工面では,経済的かつ合理的な施工システムを考案した。「現場を工場にする」というキャッチフレーズのもと,施工の合理化を徹底的に追求した。柱や梁に入る鉄筋はプレハブ化を行い,床をつくる型枠はユニット化,パネル化を図り,工期を短縮,省力化を促進した。柱,梁,床を構成する鉄筋コンクリートは,垂直・水平に分割打設する方法により,高品質を確保することができた。
こうした新しい技術を導入することで,椎名町アパートは1974年に竣工した。当社はこのRC造による超高層建築を,最先端の技術で完成させたことで,日本における超高層RCのパイオニアとなった。ここで開発した技術の多くは,今日の超高層RCだけでなく,様々な分野での建設にも脈々と活かされている。
1985年,25階建てのグラントハイツ光が丘(東京都練馬区)が,住宅・都市整備公団(当時)による性能発注方式でHiRC工法に決定したのを契機に,高層RCブームに火がついた。そして,土地を有効に活用できる超高層RCの建設に各社も競って参入した。
それから,各社による開発競争が激しく行われ,建物の品質が著しく向上していく。一方,コンクリートや鉄筋の高強度化は,建物の一層の高層化を可能とした。柱や梁などの部材は細く,スパンは長くなり,居住空間にゆとりが出てきた。
1991年,当社は更なる高層化を目指し,「NewHiRC工法開発研究会」を発足させた。既存のHiRC工法をベースに,材料の一層の高強度化と設計・施工の合理化を行い,45階建てのザ・シーン城北(名古屋市北区)を1996年に完成させた。
こうして建設材料が発達する一方,施工方法もますます合理化する。その中でも1990年代から各社で積極的に導入されたプレキャストコンクリート化(PCa化)は,柱や梁などの部材を工場などで製作し,現場で組立てるという画期的な技術であった。現場でコンクリートを打設する手間が省け,品質や安全性の向上にも貢献した。今日の超高層RCの建設では,このPCa化により1フロアを3日で建設することも可能となった。
近年,集合住宅に対するニーズは,ますます複雑化,多様化していく方向にある。都心回帰や環境問題における意識の高まりから,集合住宅を長期保有する資産と捉え,建物の長寿命化についての取組みも重要となってきた。
このような時代の流れのなかで,当社は,柱と梁がジャングルジムのように規則的に並んだ従来の架構から,新たなRC造の概念を打ち出している。それは,将来の家族構成やライフスタイルの変化に合わせて,間取りや空間を自由に変更できる「超高層フリープランハウジング」である。昨年,完成した25階建ての芝パーク・タワー(東京都港区)では,当社が1996年に開発した「スーパーRCフレーム構法」を本格的に採用し,柱や梁のない開放的な居住空間を実現した。
当社は,このスーパーRCフレーム構法を始めとする様々な超高層フリープランハウジングを実現するメニューを取り揃えており,今後,集合住宅の建設で積極的に採用していく。そして集合住宅に限らず,オフィスビルやホテルなどへの展開を図り,超高層RCの更なる発展と普及を目指していく。
椎名町アパートの完成から10年。超高層RCを建設するHiRC工法は,着実に磨きをかけ,当社の代表的な技術として育った。1985年,住宅・都市整備公団(当時)の発注により,当社が東京豊島区の光が丘パークタウンに建設したグラントハイツ光が丘では,地上25階建,延べ26,000m2の集合住宅を1フロア6日というスピードで施工し,約18ヶ月という短工期で完成させることができた。
当社が開発した「スーパーRCフレーム構法」は,建物に必要な構造要素を,建物中心部の壁柱「スーパーウォール」と,最上の大きな梁「スーパービーム」,外周部の「コネクティング柱」に集約することで,飛躍的に自由度の高いプランニングを可能とした。昨年6月に完成した芝パーク・タワーでは,1フロア50本程度の柱が必要なところ,中央のスーパーウォールに柱を集約させ,外周18本に抑えることができた。これにより,室内の柱や梁を一切なくすことができ,2層吹き抜けのメゾネットタイプも実現した。

 

[ 328] コンタクトレンズによる眼障害
[引用サイト]
http://www.wakaba-hp.or.jp/eye/eyesick_f/eyesick_05.html

現在、コンタクトレンズの使用者は、1000万人を越すといわれています。 使い捨てソフトコンタクトレンズ、遠近両用レンズ、乱視用レンズをはじめ、最近ではファッション性の高いカラーコンタクトレンズなど、今後使用する人は益々増えていくと予想されます。一方で、コールド消毒、つけおき洗浄システムなどの登場とともに、コンタクトレンズによる障害も変化し、急増しています。そこで、最近よくみられる眼障害を中心に紹介したいと思います。
ハード系コンタクトレンズ装用者に最も多くみられる眼障害です。多くの場合、レンズを一晩はずすだけで治りますが、時には角膜上皮びらん、角膜浸潤、角膜潰瘍、眼内炎へと進展し、重症化する可能性もあります。自己判断せずに、目に異常を感じたらすぐにレンズをはずし、眼科受診をして下さい。
主にハード系コンタクトレンズ装用者に発症し、長期に継続すると角膜血管新生、角膜白斑をまねいたり、まれに角膜浸潤や角膜潰瘍に移行することもあります。発症原因は、局所の乾燥とレンズエッジによる機械的なこすれによるものが多く、レンズのデザイン、フィッティング、汚れ、傷、涙液などのさまざまな要因が影響しています。対策としては、適切なレンズのフィッティング・レンズ周辺部のデザイン・レンズ径・レンズ材質・洗浄方法等の変更、場合によってはソフトコンタクトレンズへの変更も考えます。
主にソフトコンタクトレンズ装用者にみられ、多くは無症状ですが、夕方になると乾燥感や異物感を自覚することもあります。発症原因は、局所の乾燥が原因であり、高含水性ソフトレンズの装用、連続装用、ドライアイなどの人に多く、レンズの汚れが症状を悪化させる原因にもなっています。対策としては、連続装用の中止、人工涙液の頻回点眼、毎日使い捨てタイプのレンズ又は、低含水性の頻回交換タイプのレンズに変更することにより症状は軽減します。
結膜の充血、角膜血管新生を合併することにより、重症化すると、角膜上皮びらん、角膜浸潤、角膜潰瘍へと進展します。発症原因は、レンズのカーブが角膜に合っていない、大きな直径のソフトコンタクト、汚れたソフトコンタクト、変形したソフトコンタクトなどの装用者、ドライアイや煮沸消毒を実施している人にも多く見られます。対策としては、レンズのカーブ・種類の変更、連続装用の中止、クリーナーによるこすり洗いとコールド消毒に変更します。
一般的には、点状表層角膜症、角膜上皮びらんから角膜浸潤が生じ、角膜潰瘍へと進展します。角膜潰瘍の原因としては、ヘルペスウイルスによるものが最も多いのですが、コンタクトレンズによる角膜潰瘍は細菌や真菌によるものが多く、不適切なレンズの取り扱いやレンズケースの汚染が考えられます。ソフトコンタクトレンズ使用者に発症頻度が高く、近年では毎日使い捨てタイプや頻回交換タイプのソフトコンタクトレンズ使用者にも増えてきています。対策としては、レンズケアを使用方法にそって、毎日しっかりと行う。レンズケースも洗浄し、定期的に交換する。
巨大乳頭結膜炎は、上まぶたの裏側にブツブツが生じ、装用感の悪化や、目やに、かゆみを伴うもので、主にソフトコンタクトレンズ装用者に多く見られていましたが、最近ではハードコンタクトレンズを装用している人も増えてきています。コンタクトレンズによる巨大乳頭結膜炎は、通常、コンタクトレンズの装用を中止すれば症状は改善します。発症原因はレンズの汚れで、連続装用、つけおき洗浄、煮沸消毒、ドライアイ、などによりレンズの汚れも非常に早くなります。対策としては、清潔なコンタクトレンズを装用するだけでほとんどの症例が軽快します。煮沸消毒であればコールド消毒への変更、つけおき洗浄であれば洗浄液によるこすり洗いへの変更、装用時間の短縮、連続装用の中止、必要に応じて毎日使い捨てタイプや頻回交換タイプのソフトコンタクトレンズか酸素透過率の低いハードコンタクトレンズに変更します。
コンタクトレンズ装用により、角膜が低酸素状態になると、角膜上皮に浮腫を生じます。さらに進展すると、角膜実質浮腫を生じ、慢性化すると、角膜血管新生や、角膜混濁を合併します。
主に、酸素透過率の低いタイプのハードコンタクトレンズを長時間装用したり、連続装用をしている人に多く発症します。ソフトコンタクトレンズ装用者にもまれに発症しますが、発症した場合はハードレンズに比べて広範囲に生じますので、低含水性タイプのソフトコンタクトレンズを装用している場合は、注意が必要です。発症原因は、コンタクトレンズの汚れも関与していますが、急性の酸素不足が主な原因でコンタクトレンズをはずした直後か、数時間後に発症します。激しい眼痛、流涙、充血、異物感などの症状が現れ、びまん性点状表層角膜炎や虹彩毛様体炎を伴うこともあります。
角膜は本来血管はありませんが、浮腫、炎症、慢性の酸素不足などに伴い、角膜周辺部から中央部に向かって新生血管を生じます。長期間のソフトコンタクトレンズ装用者に多く発症し、特に近視度数が 強い場合や、低含水性のソフトコンタクトレンズ、厚いデザインのソフトレンズ、大きな径のソフトレンズ、レンズと目のフィッティングが合っていない場合などで生じます。ハードレンズ装用者でも適正なフィッティングでない場合に生じることもあります。対策としては、酸素透過率の高いハードレンズを適正なフィッティングで処方してもらうこと。どうしてもハードレンズへの切り替えができな い場合には、高含水性で薄いデザインの毎日使い捨てタイプか頻回交換タイプのソフトレンズに変更し、コールド消毒とこすり洗いをしっかりとします。初期の角膜血管新生では、上記により消失しますが、中等度以上の場合には、完全に消失させることは困難になります。
角膜内皮細胞は角膜の透明性を維持するために重要な細胞です。この細胞は細胞分裂をしないため、加齢と共に減少するといわれています。強度近視の長期ソフトコンタクトレンズ装用者に多く見られることから、近視度数が強いほどレンズの装用時間や装用期間が長くなったり、レンズ周辺部が厚くなるため酸素透過率も低下し、角膜内皮細胞の減少に関与しているものと推測されています。
最近ではコールド消毒や付けおき洗浄が多く使用されているため、これらのケア用品による眼障害が急増しています。レンズケア用品に含まれる薬剤及び防腐剤による細胞毒性やアレルギー反応、レンズケースの汚染が原因となった眼障害、ケア用品の誤った使用方法による眼障害などがあります。代表的なものでは一液タイプのコールド消毒液に含まれる成分によって引き起こされるアレルギー反応、過酸化水素を使用したタイプでの中和のし忘れによる角結膜上皮障害、レンズケース内の細菌汚染による急性結膜炎などがあります。一液タイプのコールド消毒液を使用すると、目にしみた感じがする、充血するなどの症状がある場合には、過酸化水素タイプの消毒液に換えてみて下さい。消毒前のこすり洗いと、レンズケースの洗浄・乾燥・定期的な交換を行うようにして下さい。コールド消毒液を使用しながら水道水や井戸水でのすすぎはやめて下さい。

 

[ 329] 冬場にご用心! ノロウイルスによる食中毒 - goo ヘルスケア
[引用サイト]
http://health.goo.ne.jp/column/healthy/h002/0020.html

冬の食中毒の原因は、ほとんどがノロウイルス 夏を中心に起こる食中毒は細菌(サルモネラ菌、カンピロバクター、病原性大腸菌など)によるものが多いのですが、冬になると細菌が検出されないものがかなりふえてきます。その大部分はノロウイルスによるものです。流行する時期は11月から3月くらいまでです。ノロウイルスによる食中毒の原因食品として多いのは、ウイルスで感染された生かき(すべての生かきではありません)などの二枚貝ですが、なんらかの理由で汚染された水やさまざまな食品も原因としてあげられます。
ノロウイルスは口から入って小腸で感染し、人に急性の胃腸炎を引き起こします。そのうつり方はかぜやインフルエンザと同じように、感染した人から健康な人にうつるものが大部分で、ウイルスで汚染された食品を通してうつる食中毒の割合はかなり少なくなります。
ノロウイルスといえば、すぐに食中毒と考える傾向がありますが、一番問題になるのは患者さんの便や吐物からの接触感染(さわった手から)や飛沫感染(まわりに飛び散ったものから)です。したがって、多くの人が一緒に生活する病院・乳幼児施設、老人施設や学校などで流行がおこりやすく、そこで適切な対処法が求められます。
オムツや吐物の適切な処理と速やかな手洗いが大切 前に述べたように、ノロウイルスは感染者の糞便や吐物を介して人から人へ感染するかたちをとります。また、乳幼児から高齢者まですべての年齢層が感染し発症し得る特徴をもっています。さらに、その感染力は非常に強くて数十個という少ないウイルス量でも容易に感染します。したがって、家族の一人が外で感染を受けて家庭内にウイルスをもち込むと、他の家族への家族内感染も多くみられることになります。
その感染ルートを考えると、家庭内に感染した人が出た場合でも、できればマスクをしてオムツや吐物の処理を行い、処理後は他のものに触れないうちに速やかに手洗いをすることが大切です。次亜塩素酸ソーダ(家庭用の塩素系漂白剤などを規定の濃度に薄めたもの、たとえば0.1%で1000ppm)がノロウイルスに有効なので、それを浸したペーパータオルなどで処理し、廃棄できない衣服などはその溶液に浸しておいてから洗濯するのが望ましいと考えられています。
吐き気・嘔吐で始まることが多く、初期の水分補給が大切 ノロウイルス胃腸炎で、一番多い症状は突然始まる吐き気(気持ちが悪い)・嘔吐(吐いてしまう)です。腹痛や下痢をともなうことも多いのですが、発熱はあまりみられません。冬に多くみられることから、かつて、冬季嘔吐症と呼ばれたこともあります。一般的に数日以内に症状がなくなることが多く、重症化するものは少ないと考えられます。適切な対処を行ってさえいれば、日本のような先進国では死亡することはごくまれです。
乳幼児と高齢者は脱水になりやすいので、吐き気や嘔吐がつづいて水分を十分にとれなくなったら、病院に受診する必要があります。これに下痢や発熱が加わるとさらに脱水が進むので、夜間であっても受診が必要な場合があります。目安としては、普段と比べて排尿の回数が減ったり、1回の尿量が少なくなったり(オムツの重さなど)、尿の色が濃くなったりした場合です。
家庭でできる対処法として大事なのが水分の補給です。吐き気止めの坐薬があれば処方せんの指示(1回の使用量と、2回目を使う場合の十分な間隔)に従って使用してもよいのですが、吐き気が止まっても水分がとれなければ意味がありません。

 

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