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取材とは?

[ 146] PATi PATi WEB - 取材裏話
[引用サイト]
http://www.musicnet.co.jp/patipati/20th/syuzai.html

取材のときに起こったあんなこと、こんなこと……。記事にはできない!? アーティストのキャラもちょっぴり見えてくる、そんな取材の裏話を過去のものから最近のものまで一挙公開! 楽しんで読んでねー。
半年振りのチェッカーズ特集ということで、久々に都内のスタジオにメンバー7人とライター7人、カメラマン、スタイリスト、事務所スタッフ、編集者……総勢24名が集合した。ちなみにこの日、約二時間の間に注文したコーヒーの数はなんと70杯! (ヒエ〜)取材時間に前後しながら、眠そうなメンバーが散々後々やって来た。とにかくスタジオに入った順に、カメラの前に強制連行して、「何も考えないでいいからねー」などと、悪いおじさんが子供を騙すようなことを言いながら、個人カットを撮影。メンバーがハッと我に返るころには、熱いコーヒーを手渡して、「ハイ、インタビューの新しいパートナーです」と、ライターを紹介、早速インタビューが開始される……と、こんな、寝込みを襲うような取材が展開されるのだった。それでも、チェッカーズの取材現場はすっごく楽しい。
今月から、パーソナル・インタビューの担当者が変わりました。いわゆるライターの人事異動です。藤井弟のパートナーに“顔が似てる”森田恭子さんが決定し、この顔合わせがみんなのもっぱらの話題。兄のパートナー宇都宮美穂さんが、早速大声を出す。
「よろしくお願いします」深々と頭を下げて挨拶するマサハルくんの相手は佐野郷子さん。前のパートナーだった藤井弟も「マサハルをよろしく」ってボソッとひと言。いいなぁ。それと、クロベエについて発見、テレ屋です。ひとりのカットのとき、機材の都合で一時撮影がストップ。モジモジした彼は「できるまで、(カメラの前で)座ってなくていいっちゃね」と、スタッフのいる側に。うん、うん、いいっちゃ。いいっちゃ。
皆さん表紙なんですけど気に入っていただけましたか? やー、今回の表紙・巻頭特集の撮影でUNICORNさんの暴れたこと、暴れたこと、写真選ぶのに苦労したよ、まったく。「これは表紙用なんですから、普通の顔してください」と編集Yが声をからして叫んでも、次から次へと繰り出す、変な顔、顔、顔。「だーから、使えないから、ムダなんです」それでもあらゆる表情をしてみせるボーカルの人。しかもぜーーーーーんぶ変な顔。わかったっ、百面相が得意なのはわかった、デビュー3ヵ月後ぐらいから、それは知ってる。(思い出した、さすがに最初の4、5回の取材はマジメな顔だったぞ)そんなに遊ばんでもええやんけーーっっ。撮影のためにカメラマンの三浦憲治さんが持ってきてくれた蝶などとともに、木彫りのカメがあったんですよ。
いきなり、その首から先だけを“社会の窓”からのぞかせるボーカルの人と、キーボードの人。「オッ、コレはカメか、それとも」(←嬉々と)「オッ、その角度はかなりアブナイ(笑)」(好きなミュージシャン7位に選ばれている)『anan』読者に見せたいよ、その姿。かと思えば、28ページで皆さんにも御覧いただいたあの写真。テーマは“夏の子供たち”だったんです。だから、用意したんですけど、網や虫カゴ。撮影用に。UNICORNさんをよっっく御存知の読者の皆さまなら、アレが撮影用の演技などではないことは百も承知だと思いますが、そのとおりです。ただひたすらに、本気で遊んでたんですよ。フィルム11本、計110枚の写真中99%、誰かがどっかに虫取り網かぶってんですよ〜〜。(泣)「タマにはフツーにして」と嘆願する編集Yに、「フツーのシチュエーションじゃないのにフツーにできるか」とボーカルの人。そりゃそうかもしれないけどよ、そこまでやらんでもえーでしょうが、と思いつつ、大笑いさせてもらったんですがね。
スタイリストの原さんも笑い転げながら、「よくこれだけ長時間ノリが持続しますね」と半ばあきれたようにおっしゃいました。そしていよいよ最後のカット、ベースの人とボーカルの人のソロ撮影です。ヤヤ? ボーカルの人がいないぞ。ふとスタジオの隅を見るとイビキかいて寝ている彼が。「さっき暴れ過ぎて疲れたよ」……“元気なUNICORNにオモチャは持たせるな”──今回の撮影で得た教訓でした。
♪あなたが噛んだ〜小指が痛い♪ ってなわけで、大ちゃんの噛んだHIROの小耳は真っ赤に。ゴメンゴメンと大ちゃん。こんな無体な撮影をお願いしてスミマセンでした。でもいいんだなっ、accessは。私はスタッフも含む彼らの“やってみますか!”(または“これはやるしかないですね!!”)という姿勢が大好きです。今回の特集はシングル3部作の“純粋な感情”をもとにした“妖しさ”や純粋であるがゆえの“異常性”などの雰囲気を出したいと思って取り組んでみました。
でもシルバーのスカーフで首を締め合うシーンでHIROは舌出して目をむいてみんなを笑わせるし。せーのせっ、で首締めポーズをとるのですが、大ちゃんは笑いをこらえるのが大変そうでした。それにしてもHIROは現場のテンションを上げるのが本当にうまい。カメラマンの山内さんもその盛り上がりを外すことなくスピーディーに撮っていってくれます。ハード・スケジュールに慣れてるaccessとそのスタッフは実にうまく流れを作ってくれます。決してピリピリせず、ニコニコ雑談しつつ和やかな感じでいながら、“お願いします”のタイミングには準備も済んでてきちんと次のことへ入っていける、という感じ。ヘアメイクさんの横原さんやスタイリングのアシストをしてくれる中堤さんの手際のよさにうまく二人も乗っかってくれます。(関係ないですが、取材の空き時間、二人が出来たての単行本『SYNC-TRUTH』を熱心に読んでくれて、恥ずかしいやらうれしいやら。口笛魔のHIROが口笛も吹かずに読み入ってくれてびっくり)
別の日にも行われたインタビューはテレビの収録直後。その後はレコーディングというスケジュール。ヘロヘロで当然なはずなのに、笑いが何度も巻き起こる。ライターの三浦さんの手腕により短時間でもメリハリのついたインタビューが行われていきます。(関係ないですが、このとき食べた中華のデザートが大ちゃんは大好きみたいで幸せ〜って顔をして食べていた。大ちゃんはそういう感情表現が素直でいつも気持を和ませてくれます)
accessを担当してから二年になりますが、取材現場でも噂でも、accessの人たち「忙しくて休みがない。つらい。もうダメ」なんて言っているのを聞いたことがありません。なんでも面白がってやってくれるし、きっとこれはこういう意味で必要なんだ、という本人たちもスタッフも、みんなが理解してるんだろうなと思います。頭が下がります。“なんとかなると思って”は大ちゃんがよく言う言葉。ギリギリで自分でも知らないような力が出てくることを彼らはよく知っていて、そんな自分自身も楽しんでいるのかもしれません。目一杯やれることをやれるだけやる。今の状況に不平を言うより、楽しむ。当たり前のことだけどなかなか気付けないことをaccessは見せてくれます。(お世辞じゃなく。こんなにお世辞言ったら歯が抜ける)とりあえず私も、ブスッとするよりいろんなことにニヤニヤしよう。と心に誓ってみるのでした。
えー、西川くんのスタイリンングに関しては、肌の露出を希望するオーダーが圧倒的に多いらしいのです。何を隠そう、パチ・パチがまずリクエストしたのも“ナマ足”。スタイリストの田中さんがひざ小僧丸出しになるナイスなデザインのジーンズと、前から見るとプレーンだけど、後ろはパックリ背中が開いているという、妖しいシャツも探し出してきてくれました。それを着てみた西川くん、冒頭の発言となるわけです。そういえばなんででしょう? 脱ぎと部数は関係ないと思うんですけど……。
「ホント今日はハムスター顔だ。ハムスターが、鳩が豆鉄砲くらったような顔してるわ。アハハハハッ(自分大ウケ)」
「そんなこと言ったって、中にはおっさんが入っとんのやでぇ〜。マイホーム買ったばっかりでローンが大変だから、キツいけどテレタビーやめれないってこぼしとったわ」
違うわ違うわ、テレタビーズは“丘の向こうの遠い国”に住んでるのよ〜。乙女の夢を壊すのは禁止!! ミッキーだってディズニーランドで暮らしてるわけじゃないですか!
あれ、もっと凛々しいお姿を描写する予定が筆がすべってしまいました。ともあれ、歌と同じくらいに、歌う人自身が魅力的であるというのは、実際はめずらしいことです。その全人格をさらけ出す覚悟で回るという、今夏からの大ツアー。これは絶対、見たい。見つくしたい! 思うに、みんなが西川くんを脱がせたがるのは、もっと過激に、極限までいかせてみたいという、かなりTMR的欲求なんじゃないでしょうか。……次は限界まで着込んでみます?
ビバ! 午年! ビバ! リップスライム!! ってな気分でお送りしたリップスライム初の表紙&巻頭特集(もちろん馬も初表紙!)はいかがでしたか? カッコよさとコミカルさの両方を兼ね備えた彼らならではの企画だったと思うのですが、楽しんでもらえたでしょうか? 馬と共演してしっくりくるアーティストなんてなかなかいるもんじゃありません。撮影当日、スタジオ入りしたメンバーは、到着するなり「馬どこ?」と真っ先に本日の撮影相手の所に駆けよって「うぉ、でけー!」「カッコイー!」と口々に大喜び。というか、その場にいたスタッフも含めて、なんだかちょっとテンション高かったのが通常の撮影では見られない光景で面白かったです。出てくる会話も馬にちなんだギャグが多くて、SU「やっぱ馬並なのかなー」、PES「ウマ、合うかな?」なんて言葉が終始飛び交ってました。
今回お世話になった馬の名前はアルトマリー(♂)。最初はみんなちょっとビビリながらの接近でしたが(PESのみ全然平気)、撮影が進むにつれ和気あいあいのムードに。後半は息の合う場面まで見せちゃって、カメラマン今元さんの「じゃあ、カメラ目線で」のひと言に、5人と一匹そろって目線を送ってましたからね。しかもすっかり気が緩んだのか、大量のウ○コまでリリースしてくれちゃって。コレがまた臭いんだ! モワーッとスタジオ中に広がって撮影が一時中断になる始末。でもみんな「やったー! これぞ動物!」ってこの騒ぎを喜んでました。
なんかね、ライブやテレビで見るまんまの楽しい5人なんですよ。ホント、今回の取材はずーっと笑ってた気がします。撮影終了後、ライターの伊藤さんとご飯を食べながら、リップの5人の絶妙なバランスに、エラク感心していたのでした。
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