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漏出とは?
[ 117] 樹脂ペレット漏出防止マニュアル
[引用サイト]
http://www.jpif.gr.jp/9kankyo/conts/gl_roboshi2_c.htm
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樹脂ペレットを含む、プラスチック関連物質の海洋(河川・湖沼等の内陸水面を含む)漂着/漂流物は多岐に亘り、その全てがわが国プラスチック業界の責に帰せられることは勿論ないのでありますが、本件についての課題を整理すると以下のようになりましょう。 これらの課題の多くは、例えば海鳥が樹脂ペレットを餌とて思って啄んで死んでいたとか、海亀が漂うプラスチック袋をくらげと誤って食べ死んだとか、非常に分かりやすい事例で社会の耳目を集め、間題化する傾向が生じ、マスコミが報道するところとなりました。一咋年平成 3年11月には、この情勢に鑑み、通商産業省より日本プラスチック工業連盟及び石油化学工業協会に注意喚起があり、両団体より傘下各団体/企業に趣旨を説明、注意を促した次第であります。通商産業省ではさらに業界に対し具体的方策につき検討方要請があり、これを承けて各方面協議の上プラ工連内に、プラスチック産業各分野の諸団体の代表より成る「海洋漂着物委員会」を設置し、検討を行うことにいたしました。 これらの課題の根本は、まず第一にプラスチック関連業界が、自らの施設・設備より、如何なる形であれ一粒たりとも樹脂ペレット等を外部環境に漏出させないことであります。従って、「海洋漂着物委員会」も先ずまずプラスチック関係諸施設よりの樹脂ペレットの漏出防止対策、その具体的実践方法の策定を当面の検討事項として取進めることとし、その結果ここに業界全体のペレット漏出防止のマニュアルを得ました。 このマニュアルはプラスチック関連産業界より、樹脂ペレット等の環境への漏出を防止することを目的として作成されたものであり、 プラスチックを取り扱う各段階では、種々な作業形態の中でペレット、破砕晶、スクラッフ屑等の形でプラスチックが存在し、それらの取扱い中には漏出する可能性があることを、まずしっかりと認識することが必要と考えます。また、漏出した場合にペレット等は飛散し易く、軽く水に浮いて外部に流出し易いことを理解することから、現実的な漏出防止の対応は始まるのであり、本「マニュアル」はその前提に立って取りまとめられています。 プラスチック産業に係わる企業経営者、工場管理者はもとより、現場の従業員の一人一人に到るまで、樹脂ペレットの製造から、製品となり、やがて使用済み後の廃棄処理に至る、プラスチックの全生涯を通じての総合管理の一環として、環境保全に対し常に努力を払うのは基本的責務であります。このため、自社内は勿論、納入業者、顧客との関連においても、常に樹脂ペレットの取扱いにつき、この「マニュアル」を基本として注意と責任の重要性を強調し、漏出防止に係わる措置の実施に助言と協力をすることは重要であり、プラスチックに携わる全ての人々の「ペレット漏出防止」の意識こそが出発点であります。 このマニュアルは飽くまで業界各位が自主的に遵守されることが前提であり、法的規制或は強制的性格を持つものではありません。しかも、このマニュアルは、これ自体で全てのケースをカバーすることを求めたものでなく、これをべ一スとして、関連各企業・事業所が自らの実態に合わせて、更に検討を加え、それぞれの工程において細部に亘った作業管理マニュアルを作成する際のガイドラインとして活用されることを期待しております。その上で各企業・事業所が自らのものとして設定した「自社マニュアル」を実施し、それを通じ環境問題への寄与を更に一歩進められることを切望するものであります。 本マニュアルをべ一スにして、各社の実態に合わせた「作業管理マニュアル」を策定し、その徹底を図ると共に、定期的に現場をチェックし、記録を残す。 ペレットを扱う各場所において、こぼれ防止のための設備(荷役、保管設備、作業足場等)、こぼれペレットの清掃用具、収納箱、外部への漏出防止のための設備(排水溝にスクリーン等)を整備する。 ペレット化設備、ニューマー、サイロ、ペレット充填包装機等の諸設備の保守点検を行い、設備不良箇所をなくす。 3.外部業者に処理を委託する場合は、再こぼれがないよう、適切な指導及び助言を行うと共に、適正に処理されたことを最終的に確認する。 1.こぼれペレットが外部へ漏出する恐れのある、排出溝及びピットには、目の細かい網状スクリーン等の適切な捕集設傭を設けて回収する。 樹脂製造工場から紙袋、フレコン、カートンボックス等の荷姿で、或はローリ、コンテナー等の形で、トラック、鉄道、海上輸送され、中継倉庫、顧客へと配送されるまでの全ての荷役作業場。 本マニュアルをべ一スにして、各社の実態に合わせた「作業管理マニュアル」を策定し、その徹底を図ると共に、定期的に現場をチェックし、記録を残す。 ペレットを扱う各場所において、こぼれ防止のための設備(荷役、保管設備、作業足場等)、こばれペレットの清掃用具、収納箱、外部への漏出防止のための設備(排水溝にスクリーン等)を整備する。 5.外部業者に処理を委託する場合は、再こぼれがないよう、適切な指導及び助言を行うと共に、適正に処理されたことを最終的に確認する。 1.こぼれペレットが外部へ漏出する恐れのある、排出溝及びピットには、目の細かい網状スクリーン等の適切な捕集設傭を設けて回収する。 樹脂ペレットを、ローリー、コンテナの形、または紙袋、フレコン等の荷姿で、トラック等により受入れ、保管し、加工製品の生産に使用し、その後不良製品を粉砕或はリペレット化等の再生を行う迄の全ての作業工程。 本マニュアルをべ一スにして、各社の実態に合わせた「作業管理マニュアル」を策定し、その徹底を図ると共に、定期的に現場をチェックし、記録を残す。 ペレットを扱う各場所において、こばれ防止のための設備(荷役、保管設備、作業足場等)、こぼれペレットの清掃用具、収納箱、外部への漏出防止のための設備(排水溝にスクリーン等)を整備する。 原料ペレットの出し入れは、人手の場合も、ニューマー搬送の場合もこぼれの出ないよう、足場等を工夫する。 銘柄切替のために成形機ホッパーから原料樹脂ペレットを取出す時は、こぼれがないよう容器或は吸引方法を工夫する。 4.外部業者に処理を委託する場合は、再こぼれがないよう、適切な指導及び助言を行うと共に、適正に処理されたことを最終的に確認する。 1.こぼれペレットが外部へ漏出する恐れのある、排出溝及びピットには、目の細かい網状スクリーン等の適切な捕集設傭を設けて回収する。 本マニュアルをべ一スにして、各社の実態に合わせた「作業管理マニュアル」を策定し、その徹底を図ると共に、定期的に現場をチェックし、記録を残す。 ペレットを扱う各場所において、こぼれ防止のための設備(荷役、保管設備、作業足場等)、こぼれペレットの清掃用具、収納箱、外部への漏出防止のための設備(排水溝にスクリーン等)を整備する。 荷役設備(フォークリフト、パレット、台車等)は手順書に従い、保守点検し、破裂品はテープを貼る等の処置をする。 パレットの欠陥、水漏れ、荷崩れによる破裂防止のため、保守点検、水漏れ防止対策、荷崩れしない積み方の工夫をする。 (1)原料の運搬時、ミキサーでの出し入れ、成形機ホッパーへの投入時には足場、作業方法等の工夫をすることにより、こぼれを防止する。 (2)配合リペレット化時は、カッター回りを囲う等の工夫をし、更に袋詰する時は、こぼれペレットを発生させない作業をする。 (4)空袋は投入時に完全に空にする。空袋の折りたたみは所定の場所で行い、ペレットこぼれを発生させないようにする。 4.外部業者に処理を委託する場合は、再こぼれがないよう、適切な指導及び助言を行うと共に、適正に処理されたことを最終的に確認する。 1.こばれペレットが外部へ漏出する恐れのある、排出溝及びピットには、目の細かい網状スクリーン等の適切な捕集設備を設けて回収する。 樹脂加工関連機械及び金型製造業者の場合、機械及び金型のテストに使用されるペレットは、樹脂加工業の製品製造施設で起こり得るケースと同一の状況で、漏出の可能性がある。機械及ぴ金型製造業において使用されるペレットの量は比較的少ないかもしれないが、環境へのペレット漏出を防止しなければならない。 本マニュアルをべ一スにして、各社の実態に合わせた「作業管理マニュアル」を策定し、その徹底を図ると共に、定期的に現場をチェックし、記録を残す。 ペレットを扱う各場所において、こぼれ防止のための設備(荷役、保管設備、作業足場等)、こぼれペレットの清掃用具、収納箱、外部への漏出防止のための設備(排水溝にスクリーン等)を整備する。 荷降ろし時の荷役設備(フォークリフト、パレット、台車等)及び荷役作業による破裂について、次の点に留意、実施する。 原料保管時の破裂はパレットや棚の欠陥、水漏れ、荷崩れ等によって発生するため、次の点に、留意、実施する。 成形テスト及び金型テストを実施するに当って、原料置場からの運搬や成形機への投入時のこぼれ、使用済み包装容器中の残存ペレット、ホッパー等の機内より原料を取出し時のこばれ、或は使い残した原料袋からのこぼれ等の発生があるので、次の点に留意、実施する。 外部業者に処理を委託する場合は、再こばれがないよう、適切な指導及び助言を行うと共に、適正に処理されたことを最終的に確認する。 1.こぼれペレットが外部へ漏出する恐れのある、排出溝及びビットには、目の細かい網状スクリーン等の適切な捕集設備を設けて回収する。 樹脂ペレット或は粉砕品が、紙袋或はフレコン等の荷姿で、トラックにより入荷、保管され、再生ペレット生産、着色ペレット生産に使用され、その後再生ペレット、着色ペレットとして出荷されるまでの全ての工程。 本マニュアルをべ一スにして、各社の実態に合わせた「作業管理マニュアル」を策定し、その徹底を図ると共に、定期的に現場をチェックし、記録を残す。 ペレットを扱う各場所において、こばれ防止のための設備(荷役、保管設備、作業足場等)、こぼれペレットの清掃用具、収納箱、外部への漏出防止のための設備(排水溝にスクリーン等)を整備する。 使用済み包装容器は、原料役人時に完全に空にした上で、所定の場所で、こぼれがないようにして折りたたむ。 5.外部業者に処理を委託する場合は、再こばれがないよう、適切な指事及び助言を行うと共に、適正に処理されたことを最終的に確認する。 1.こぼれペレットが外部へ漏出する恐れのある、排出溝及びピットには、目の細かい網状スクリーン等の適切な捕集設備を設けて回収する。 再生ペレット、粉砕品或は成形スクラップ等が、紙袋或はフレコン等の荷姿で、回収され、保管され、再生加工品の生産に使用されるまでの全ての工程。 本マニュアルをべ一スにして、各社の実態に合わせた「作業管理マニュアル」を策定し、その徹底を図ると共に、定期的に現場をチェックし、記録を残す。 原料として回収した廃プラスチック(再生ペレット、粉砕品、成形スクラップ等)を扱う各場所において、こぼれ防止のための設備(荷役、保管設備、作業足場等)を設けると共に、こぼれペレットの清掃用具、収納箱の整備、外部への漏出防止のための設備(排水溝にスクリーン等)を整備する。 廃プラスチックを扱う従業員に対し、その取扱い、漏出防止のためのPRとマニュアル遵守のための教育を行う。 再生プラスチック等の廃プラスチックの漏出防止のための技術及びシステム等に関し、情報収集を行う。 使用済み包装容器は、原料投入時に完全に空にした上で、所定の場所で、こばれがないようにして折りたたむ。 1.こぼれペレット(車上のもの、地上のもの)は速かに乾式で清掃し、捕集ペレットを容器に回収する、 5.外部業者に処理を委託する場合は、再こばれがないよう、適切な指導及び助言を行うと共に、適正に処理されたことを最終的に確認する。 1.こぼれペレットが外部へ漏出する恐れのある、排出溝及びピットには、目の細かい網状スクリーン等の適切な捕集設備を設けて回収する。 廃プラスチック(廃ペレット、粉砕屑等)を集荷し、運搬、保管、焼却処理、埋立処分に到るまでの全ての作業工程。 本マニュアルをべ一スにして、社内で各社の実態に合わせた廃プラスチック(廃ペレット、粉砕屑等)漏出防止のための「作業管理マニュアル」を策定し、その徹底を図ると共に、定期的に現場をチェックし、記録を残す。 廃プラスチック(廃ペレット、粉砕屑等)を扱う各場所において、こぼれ防止のための設備(荷役、保管設備、作業足場等)、こぼれペレットの清掃用具、収納箱、外部への漏出防止のための設備(排水溝にスクリーン等)を整備する。 廃プラスチック(廃ペレット、粉砕屑等)を取扱う従業員に対し、漏出防止のためのPEとマニュアル遵守のための教育を行う。 (1)袋又は容器により集荷した廃プラスチックの焼却を行う場合、特に焼却炉へ投入時に、こぼれたりしないように操業する。 1.こばれペレットが外部へ漏出する恐れのある、排出溝及びピットには、目の細かい網状スクリーン等の適切な捕集設備を設けて回収する。 今回我々が「樹脂ペレット漏出防止マニュアル」を作成し、関連業界各位にお届けする次第でありますが、企業・事業所の業務・規模・立地条件等により、細部の点については異なる所もあらうかと思われます。このマニュアルをガイドラインとして、個々の企業・事業所の実態に合わせた綿密にして総合的な独自の漏出防止対策の「作業管理マニュアル」を整備し、その実施を遂行し、実効を図られるようお願い致します。 なお、冒頭にも述べた通り、環境問題に関連し、我々プラスチック産業界からは、一粒たりとも無くすとの目標のもとに、関連業界を含め業界一丸となって、この運動に徹することを期しております。 また、今回のマニュアルについて、追加項目地のご意見がありますれば、下記宛て文書によりご連絡下さるようお願い致します。 |